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ごあいさつ

平成17年5月15日に開かれました、日本二胡学会第一回総会時の中国二胡学会会長 蒋巽風、周耀昆の両先生あいさつをもって、日本二胡学会のごあいさつにかえさせて頂きます。

「日本二胡学会 第一回総会開会の辞」
中国二胡学会会長 蒋巽風

本日は日本二胡学会成立に対する皆さまの情熱を感じ、周先生と共に日本に来て本当によかったと思っております。記念演奏会も大成功で、舞台上の私たちも嬉しい気持ちでいっぱいでした。

二胡は原型をたどれば1000年以上の歴史を有しておりますが、現代の二胡、いわゆる私たちが演奏している二胡としてはまだ100年くらいしか経っておりません。現代の二胡という概念は、伴奏楽器ではなくソロの楽器として認められたところから始まりましたが、それは「良宵」等の作曲者である劉天華先生の貢献によるものです。劉天華先生は、二胡を初めて大学の専攻科目に加えた人物であります。また、40曲余りの二胡練習曲を作り、学習スタイルも変革して、古典楽器から現代に通用する楽器に作り上げたのです。

中国二胡学会は1982年の成立以来25年になりますが、そのさまざまな活動によって二胡音楽も発展を遂げてまいりました。設立当時30名であった会員数は、現在では3000人を超えております。中国二胡学会は多岐にわたる活動、例えばコンクールの開催、学会誌の発行、検定の実施といった事業によって、二胡の発展に貢献してまいりました。特に検定は十数年前から始めたものですが、それ以来二胡学習者が次第に増えて、現在全国で100万人を数えるようになっております。

日本では、中国楽器の中で二胡に最も人気が集まっているそうですが、日本二胡学会の設立と活動によって、日本においても二胡の世界が更に発展するであろうことを固く信じている次第であります。もっと多くの日本の方々が二胡という楽器を好きになって下さるのではないかと思っております。大きな成果を上げるために共に努力致しましょう。

中国二胡学会は全面的に日本二胡学会を支援しております。私は常に舞台で演奏しておりますが、今日のような気持ちの高ぶりは久々のものでした。ありがとうございました。

「日本二胡学会理事就任のあいさつ」
周耀(金へんに昆)

皆さんこんにちは。昨日、一昨日と東京は雨が降って少し寒かったのですが、今日は幾分暖かくなったようです。私が考えますには、今日の演奏会とこの総会がさらに気分を暖かくさせているように思います。今日の様子を見ておりますと、日本における二胡の世界が非常に活発な動きを見せてきたことが感じられますし、これからもっと盛んになると考えます。 
中国二胡学会は、日本にこのような会ができ、二胡が日本で発展することをずっと願っておりました。この会のいちばん重要な目的は、二胡の日本における更なる繁栄に貢献していくことですから、もっと多くの演奏家・愛好者が出てくることを希望しております。私もこの何年かの間に何度も来日しておりますが、多くの日本の方々に二胡が受け入れられていることを目の当たりにして、非常に喜ばしく感じておりました。

本日、この日本二胡学会が成立したことは、この何年かの二胡の発展による必然的な結果だと思います。これは長年にわたって皆さまが支持して下さり愛して下さったことと切り離せないものです。この場をお借りして、私の心からの感謝を皆さまに捧げたいと思います。ありがとうございました。

これからこの会もするべきことが多々ありますし、学会成立前には予想もしなかったような困難に突き当たることもあるでしょう。私は、これからこの会が更に大きくなることと、多くの方が会員になって下さることを願ってやみません。そのために私も皆さまと共に努力し、仕事をしていく所存であります。

先ほど皆さまにご紹介致しました準備委員会が推薦した理事の方々は、日本各地で二胡界を代表して活動なさっている方々ですが、今後この二胡学会が発展することによって、将来はもっと優秀な方々が協力して下さることでしょう。この会のスローガンは、「団結、団結、また団結」、そして「発展、発展、さらに発展」ということです。本日はありがとうございました。

The Erhu Society of Japan